チューニング・電気系統

ブースト計の取付けについて

過去にブースト計を取り付けた記事を投稿しましたが、配線や配管の画像を掲載していなかったのと、
ちょうどブースト計取付のご質問を頂きましたので新たに投稿することにしました。

20080819-01

20080819-02

※画像は、2002年式 TTC 1.8T(FWD 5MT)です。

1.8TQの場合、エンジン形式が異なりますが、基本的にFuel Pressure Regulatorの場所はほぼ同じ場所にあります。

ブースト圧の取得方法を以下に記述します。

1.ブースト圧を取る
(1)エンジンカバーを外す。
(2)Fuel Pressure Regulatorのホースを抜く。
ホースを固定しているクランプですが、外すのにペンチ等の工具が必要です。ちなみに再利用不可です。
(3)スリージョイント(T字管)をFuel Pressure Regulatorと(2)で外したホースの間に割り込ませる。
※ホースは、メータに付属のホースではなく、シリコンバキュームホースを使用しました。

径は、確か6φだったと思います。(曖昧ですみません。。。)
ホースは、タイラップや、ホースクランプで固定します。

20080819-03

(4)圧力センサーとホースとつなぐ
センサーは、バルクヘッド近くの突起に引っ掛けて、アーシングの線と共にナット(12mm)で締めて固定しています。

20080819-04

※Fuel Pressure Regulatorからセンサーの距離は短いほど正確な数値が取れるので、
TTの場合は熱の影響を考慮してバッテリー近辺に、タイラップで固定するのが良いと思います。

2.センサーのコードを車内に引き込む
(1)ワイパーを外す
TTの場合、サービスホール(車内へ引き込むための穴)は、写真1のところにあります。
サービスホールを出現させるには、ワイパーとプラスティックのカバーを外す必要があります。
年式が古くなると、ワイパーを固定しているナットを外すだけではワイパーが取れない場合があります。
この場合、ギヤープーラー(プーリーを外す工具)を使うと楽に外せます。

(2)プラスチックカバーを外す
ワイパーを2本外した後、フロントガラスの幅と同じくらいのプラチックカバーを外します。
これは、爪の引っかかりで固定されているので、手前に引っ張るだけで簡単に取れます。
(3)サービスホールからコード(機械式はホース)を取り込む
右Hの場合、運転席側のところにゴム製ブーツがあるので、細めの+ドライバー等を使って小さい穴をあけます。
配線ガイドを使用して車内に取り込みます。

穴から雨水が入らないように、ビニルテープ等で穴をふさぐのをお忘れなく!
アンダーパネルの外し方、常時・アクセサリ電源の取得方法については、LED取付の記事を参考にしてください。
※なお、ご自身のクルマのモディファイは自己責任にてお願いします。m(_ _)m