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オーディオ関連改善計画 エピソード3

オーディオ関連改善計画として、昨年末から考えていたことがありました。

それは、、、

リアスピーカーを、メインデッキ、フロントスピーカー、サブウーファーと同じカロッツェリア製に統一したい!
ということでした。

フロントスピーカー交換の記事はこちら
サブウーファー取付の記事はこちら
メインデッキ交換の記事はこちら

そこで、いろいろリアスピーカー交換について調べてみました。

しかし、、、
8N TT(1st TT)のリアスピーカーを交換した事例をインターネット上で見つけることができませんでした。

8N TTの純正リアスピーカーは、特殊な代物であることもその要因かも知れません。

というのも、純正のスピーカーはアンプ内蔵なのです。

このアンプを内蔵していることにより、純正メインデッキのままでリアスピーカーを交換することが難しいと思われます。

そのため、メインデッキも交換が必須ということも、ハードルが高くなってしまう要因なのでしょう。

結果、情報が無いのであれば、自分が人柱になってしまえっ~!
ということで、さっそく準備開始ですw

今回は、季節が冬で気温が低く、
なおかつ作業時間がどのくらい掛かるか不明でしたので、寒さを凌げて、長時間作業が可能な作業場所が必要でした。

自宅周辺ではこのような条件を満たす場所を確保することができませんでした。

が、

妻の実家に作業スペースのあるガレージがあるのですが、今回はタイミング良く
帰省する日程に合わせてガレージをお借りすることができました。

 

ということで、作業開始です。

今回、トランクから乗り降りを繰り返すことが多くなるだろうということで、フェンダーカバーを購入しました。

裏面は起毛になっており、ボディに傷が付きにくくなっています。

リアスピーカーは、サイドパネル内にあるので、そこを外します。

サイドパネルを外すには、手始めにリアシートの背もたれを固定するための固定バーを外します。

この固定バーを外すには、少し深めの17mmソケットが必要です。
今回は、KTCのB4L-17を使用しました。
(後に購入したのですが、交換作業当時は持っていなかったので、wad-ttさんにお借りしました^^)

隙間に内張はがしを突っ込んで、てこの原理を使いながら、内張を外していきます。

このサイドパネルは、金属製のクリップ8個で固定されています。

この内張を外す際に、強引に外そうとすると、内張のクリップの土台が破損することがありますので、ここは慎重に。
クリップの土台はプラスティック製なので、割れることがあります。

割れたことを考えて接着剤を用意しておくと、良いでしょうw

 

TTのスピーカーは、写真ではわかりにくいですが、上下についているビスで車体に固定されています。

この2本のビスを流用して装着します。

リアスピーカーは、carrozzeria(カロッツェリア)のTS-F1730を選びました。
理由はオーディオ関係をすべて同じメーカーに統一したかったのと、リアスピーカーということで、そこまで高価なスピーカーでなくてもいいかなという単純な理由からでした。

↑の写真は、付属のブラケットを装着したものになります。
(プラケットの一部が車両に干渉するので、クラック部やケガキ線にそって、切り取っています。また、取付穴もドリルで開けています。)

TTの場合、マイナー車種なので、独自にインナーバッフルを作成しないといけないかなと内心諦めていたのですが、
付属のトヨタ/日産/スズキ、マツダ用のブラケットが使えるということが現車合わせで判明しました。

車体へ取り付けるとこんな感じになりました。

もともとついていた車両側の純正ハーネスは使用しないので、邪魔にならないように紙テープで巻いて、スピーカーと車両とで挟み込むように固定しました。
(スピーカーの左から出ているコードが純正ハーネスです)

ブラケットと車体との間は、スピーカーに付属のスポンジを張っています。

右側も同様に外します。

こちらは外した純正リアスピーカー。

ぱっと見ただけでも作りがチープだとわかりますねw

背面はこんな感じ。

左側のスピーカーだけ背面が大きいですが、こちらがアンプになります。

右側も新しいスピーカーを装着しました。

 

スピーカーには防振対策として、すき間テープを使いました。

コーン部に触れないように周囲に貼ります。

 

続いて、配線処理を行いました。

スピーカーの配線をボディの左サイドの下側へ通して、メインデッキのあるフロントまで取り回します。

このとき、右リアスピーカーのコードも、左側に回して右側と束ねました。
(+-それぞれ左右分あるので、4本のコードを束ねています。)

コードを束ねるのに、ハーネス用テサテープを使いました。

これを使うと、純正ハーネスぽく見えていいですねw

 

コードを助手席側のアンダーダッシュパネルのところへ通します。

メインデッキ部へ取り回します。

左右間違えないように、オーディオ側のハーネス(リア出力)と結線します。

あとは、音出しテストを行ってから、内装を戻します。

 

さて、リアスピーカー交換作業は、以上だったのですが、

左側のフロントスピーカーが、稀に鳴らなくなっていたため、原因を突き止めるべく確認作業を行いました。

フロントドアの内張りを外します。

内張りはこんな感じ。

結線部のすべてをチェックしたものの、特に外れていたり、緩んでいるところも無く。。。

ハーネスやコネクター部の接触不良かも知れないので、すべてのコネクターを一旦外して、クリーニング後、接続し直しました。

こちらは、フロントスピーカーに付属していた、クロスオーバーネットワーク。

もちろん、こちらの結線部もチェック済みです。

この作業後、1ヶ月経った時点でも音が鳴らなくなる現象が発生していないので、ひとまず解決したのかも!?

 

全てのスピーカーシステムを交換した結果、とても音の広がり方が大きく、クリアになったと思います。
各スピーカーを単独にして聴くと、何とも心もとない印象なのですが、すべてのスピーカーを鳴らすと、当然ながら迫力のある音を奏でます。

メインデッキのイコライザーや、DSPのセッティングをこと細かく調整するともっと自分好みを音を作り出すことが出来そうです。

しばらくは、セッティングの旅に出かけますw

ということで、長かったオーディオ改善計画もひとまず終了です^^

 

今回の作業のために購入した品々。
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今回、何気に一番活躍したのは、このヘッドライトかも知れませんw